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  1. 本地垂迹

    日本の神祇と仏菩薩の関係を説くために考え出された理論を本地垂迹説という。本地垂迹の語はもと《法華経》寿量品にあり,永遠不滅の理想的釈迦を本地とし,歴史的現実の生身となって布教した釈迦を垂迹とするもので,これを神仏の関係に転用したのである。は ...
    世界大百科事典 第2版
  2. 本地垂迹

    神仏習合に関する説。本来は仏教教学上の術語,『法華経』の本迹二門の説などに基づく。『法華経』の構成を本地,垂迹の二門より成るとし前の十四品を迹門の法華,あとの十四品を本門の法華とし説法の主体である仏身そのものに歴史上の人格としての釈迦と,久 ...
    ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
  3. 本地垂迹

    日本古来の神祇(じんぎ)信仰と仏教の仏菩薩(ぶつぼさつ)の信仰が同化する、いわゆる神仏習合に基づく考え方で、仏菩薩がこの世の人を救うために仮に姿を現すとし、仏菩薩を本地(真実の身)、神を垂迹(仮の身)とする思想である。もとは『法華経(ほけき ...
    日本大百科全書(ニッポニカ)
  4. 本地垂迹

    神仏の関係を論じる際の一つの説で,神を本地,仏を垂迹とする思想。仏を本地,神を垂迹とする本地垂迹説を批判するもので,天台仏教の本覚思想の影響や神道思想の展開を背景としながら鎌倉時代以降広まった。北畠親房や慈遍の解釈もこの説のなかに入れられる ...
    ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
  5. 本地垂迹美術

    本地である絶対的理想の仏が、人間を済度(さいど)するために神と化して出現するという本地垂迹説による造形美術。単に垂迹美術ともいう。 日本固有の原始的な民族宗教から発達した神道(しんとう)的な信仰は、すでに7世紀ごろからしだいに外来の仏教信仰 ...
    日本大百科全書(ニッポニカ)
  6. 本地垂迹

    世界大百科事典 第2版
  7. 本地垂迹

    神の本地は仏であり,仏が日本人を救うために神となって垂迹したという神仏習合思想の理論。平安時代に起こり,鎌倉時代以後盛んになった。このため,神号にも権現(ごんげん),大菩薩(ぼさつ)などが付された。熊野は阿弥陀仏の,賀茂は観音菩薩の,八幡は ...
    百科事典マイペディア
  8. 垂迹美術

    本地垂迹思想に基づいて作られた美術。平安末期に始まるが,最も盛行した鎌倉時代以降の作のみ現存。3種に分類され,社殿を中心に神域を俯瞰(ふかん)描写し,さらに本地仏を描き加えたもの(春日(かすが)の宮曼荼羅(まんだら),熊野の熊野曼荼羅,日吉 ...
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  9. 神仏習合

    神仏混淆(こんこう)とも。神と仏とを調和させ,同一視する思想で,神道と仏教の同化を示すもの。奈良時代に起源をもち,神宮寺の建立が行われ,神のための納経があった。平安初期には神前読経や神に菩薩号をつけるようになった(八幡大菩薩など)。中期にな ...
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  10. 本地物

    本地垂迹(すいじゃく)思想に基づき,寺社の縁起などを語る物語や語り物の形式。神仏が神仏として現れる前,人間界で苦難を経,それを契機として神仏に転生するという説話に発し,室町期に御伽(おとぎ)草子の一類として行われ,江戸期の浄瑠璃や読本に受け ...
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