ここから本文です
  1. ① 地形の湾曲している所。 「楽浪ささなみの志賀の大-淀むとも/万葉集 31」 ② 形の曲がりくねっていること。 「七-にまがれる玉の緒をぬきて/枕草子 244」
    大辞林 第三版
  2. 〘名〙① 地形の入り曲がっているところ。入江などにいう。※万葉(8C後)一・三一「ささ波の滋賀の大和太(ワダ)淀むとも昔の人に又もあはめやも」② 形が曲がりくねっていること。※枕(10C終)二四四「ななわたにわだかまりたる玉の」
    精選版 日本国語大辞典
  3. 〔「癖くせ」と同源〕 ① (普通「クセ」と書く)能で、一曲の中心的な部分。先行芸能である曲舞くせまいをとりいれ、一曲の舞いどころ、聞かせどころとしたもの。 → 舞曲まいぐせ ・居曲いぐせ ② 名詞の上に付いて、正しくないこと、まっとうでない ...
    大辞林 第三版
  4. 〘名〙 古代の音楽で、声楽曲に対して器楽曲をいう。ごくのもの。※宇津保(970‐999頃)蔵開上「ごくを音高く弾くに」
    精選版 日本国語大辞典
  5. [1] 〘名〙 (「くせ(癖)」と同語源)① 能で、章節の部分の名称。謡曲では、曲舞(くせまい)からとったといわれる節で謡う部分をいい、一曲の中心となる内容を説明する。※大観本謡曲・羽衣(1548頃)「地クセ 春霞、たなびきにけり久方の」② ...
    精選版 日本国語大辞典
  6. 〘名〙① (形動タリ) まがっていること。また、そのさま。⇔直。※中華若木詩抄(1520頃)下「曲たる渚、回たる塘なんどを〈略〉藜杖に扶かりて、終日あそぶぞ」② 正しくないこと。よこしまなこと。⇔直。※今昔(1120頃か)二七「実(まこと) ...
    精選版 日本国語大辞典
  7. ① 音楽や歌謡の調子やふし。また、音楽や歌謡の一作品。 「悲しい-が聞こえる」 「ピアノ-」 ② 正しくないこと。まちがっていること。 ⇔ 直 「面目ないとは思つても…-彼に在りと云ふ心持があつた/雁 鷗外」 ③ [0][2] いろいろと変 ...
    大辞林 第三版
  8. 「曲(ごく)の物」に同じ。
    デジタル大辞泉
  9. 《「癖(くせ)」と同語源》1 (ふつう「クセ」と書く)謡曲で、曲舞(くせまい)から取り入れたといわれる部分で、1曲の謡所(うたいどころ)・舞所のこと。能ではシテの動きから居曲(いぐせ)と舞曲(まいぐせ)に分ける。2 他の名詞の上に付いて複合 ...
    デジタル大辞泉
  10. 〘他ラ四〙 (名詞「きょく(曲)」の動詞化。「きょぐる」とも)① 種々曲芸をする。※常磐津・勢獅子劇場花籠(1851)「えものは三味線、どんちゃんの、音に驚き裾野の猿が、三番(さんば)ふみふみ逃出す、鹿へ飛乗る曲る馬」② おかしく言いまわす ...
    精選版 日本国語大辞典
本文はここまでです このページの先頭へ