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  1. 可能

    〘名〙 (形動) ある物事が実現できること。または、実際にありうること。また、その状態。※それから(1909)〈夏目漱石〉四「死が可能(カノウ)であるならば、それは発作の絶高頂に達した一瞬にあるだらう」[補注](1)「あたふべき」に当てた漢 ...
    精選版 日本国語大辞典
  2. 可能

    自然科学の法則に逆らうことはおこりえないと考えている人は多い。このときには科学的可能性が問題になっているわけである。しかし科学の理論は変化するので、以前は科学的に不可能と思われていたことで可能になったこともある。たとえば、物質の変化の前後で ...
    日本大百科全書(ニッポニカ)
  3. 可能

    〘名〙 (possibility の訳語)① 事柄や事件について、それが起こるか起こらないかが未確定である状態。〔哲学字彙(1881)〕※田園雑感(1921)〈寺田寅彦〉六「其れと共に無意味の中に潜んだ重大な意味の可能性は葬られてしまふので ...
    精選版 日本国語大辞典
  4. 可能世界

    哲学・論理学用語。もともとは、ライプニッツがみずからの最善世界観を説明するために用いた概念。われわれが現実に生きているこの世界とは、いくつかの点で異なるが論理的には充分考えることができる、ほかの世界のことをいう。ライプニッツのいう可能世界と ...
    日本大百科全書(ニッポニカ)
  5. 可能動詞

    〘名〙 五段(四段)活用の動詞が下一段活用に転じて可能の意味を持つようになったもの。「読める」「書ける」「言える」などの類で、中世末期頃からみられる。命令形はない。現在では五段(四段)活用以外の動詞も「見れる」「来れる」「食べれる」「起きれ ...
    精選版 日本国語大辞典
  6. 期待可能

    刑法学上の用語で,行為の当時,行為者が適法行為をなし得たであろうと期待し得る可能性。この可能性のない場合は行為者の責任を追及できない。通常はだれをその立場に置いてもやはり同じ行動をとっただろうと思われる場合に期待可能性がないとされる。その犯 ...
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  7. 可能

    世界大百科事典 第2版
  8. 期待可能

    行為者が犯罪以外の行為(適法行為)を行うことを期待できる可能性。このような適法行為の期待可能性を、単に、期待可能性Zumutbarkeit(ドイツ語)という。刑事責任を問うためには、期待可能性が必要であり、今日では、責任能力などとともに責任 ...
    日本大百科全書(ニッポニカ)
  9. 可能

    〘名〙 権利者の一方的行為によって、法律関係の変動を行なうことができる権利。取消権、解除権、買戻権など。形成権。能権。
    精選版 日本国語大辞典
  10. 期待可能

    法律用語。犯罪行為時において行為者に適法行為を期待しうることをいう。期待可能性は,刑事責任の本質を法的あるいは道義的非難可能性に求める規範的責任論における中核的概念である。なぜなら,刑法とは,犯罪行為に対して刑罰という制裁を反対動機として告 ...
    世界大百科事典 第2版
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