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  1. ( 副 ) 〔上代東国方言〕 ① どのように。いかに。なんと。 「我が背子を-かも言はむ/万葉集 3379」 ② (反語の係助詞「か」を伴って)どうして…だろうか。 「 -か絶えせむ/万葉集 3397」
    大辞林 第三版
  2. ( 代 ) 〔「なん」の転〕 不定称の指示代名詞。なに。 「やい市い、-とした/滑稽本・膝栗毛 2」
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  3. ( 代 ) 「なに」の転、または「なん」の撥音の表記されない形。 「こは-ぞ。あな若々し/源氏 宿木」 → なに
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  4. 一 ( 代 ) 不定称の指示代名詞。 ① どういうもの。どういうこと。 ㋐ 名前や正体がわからない物事をさして問う語。 「人間とは-か」 「それが-か知っている」 ㋑ どれが相当するのか、はっきりしない物事をさして問う語。 「 -がほしいの ...
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  5. 〔「なに(何)」の転〕一 [1] ( 代 ) 不定称の指示代名詞。「なに 一 」に同じ。「なに」がその下に助詞・助動詞などを伴って用いられるとき、話し言葉では「なん」の形となることが多い。 「これは-だ」 「 -で知ってるの」 「 -と言っ ...
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  6. [1] 〘代名〙① 特定の事物を、実体や内容の不明な、または、未定なものとしてさす。疑問表現に用い、応答の場合は感動詞にも近づく。どういうもの。どういうこと。※万葉(8C後)一九・四二〇三「家に行きて奈爾(ナニ)を語らむあしひきの山霍公鳥( ...
    精選版 日本国語大辞典
  7. [1] 〘代名〙 「なに(何)」の変化した語。助詞、助動詞などと複合して用いられ、口頭語としては「なに…」の形より「なん…」の形の方が多い。「なんじゃ」「なんだ」「なんぞ」「なんと」「なんの」「なんて」「なんで」「なんらか」など。それぞれ副 ...
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  8. 〘代名〙 「なに」の変化した形、または、「なん」の撥音の表記されない形。→なぞ・など。※大唐西域記長寛元年点(1163)三「酬い対へむとするに暇あらず。何(ナ)の功あてか論を作らむ」
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  9. [1] 〘代名〙 上代東国方言。不定称。場所を表わす。どこ。※万葉(8C後)一四・三五四九「多由比潟(たゆひがた)潮満ちわたる伊豆(イヅ)ゆかも愛(かな)しき背ろが吾(わ)がり通はむ」[2] 〘語素〙 接尾語または形式的な名詞と結合して、場 ...
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  10. 〘代名〙 「なん(何)」の変化した語。→あんだ・あんたる・あんでも。※滑稽本・浮世風呂(1809‐13)前「うったまげたの何(アン)のじゃアねへ」
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