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  1. 〘名〙① つたえること。また、そのことば。伝言。※俳諧・談林十百韻(1675)上「あはでうかりし文枕して〈卜尺〉 むば玉の夢は在所の伝となり〈雪柴〉」② 令制で、諸国の各衛に設置された官人の旅行用の交通設備。伝馬五疋を置き、三〇戸ほどの伝戸 ...
    精選版 日本国語大辞典
  2. ① 古くから言い伝えられていること。また、その話。 「 -定家筆」 ② 人の一生を記したもの。伝記。 ③ ある型にはまったやり方。方法。 「いつもの-で行こう」 ④ 律令制下の交通通信制度の一。七道沿いの郡家に伝馬を五頭ずつ配置し、地方官の ...
    大辞林 第三版
  3. 〔動詞「つつ(伝)」の連用形から〕 ① 相手に伝えるための手段や方法。また、仲立ち。 「 -があればすぐにも届ける」 ② 自分の希望や目的を実現させるための、てがかり。てづる。 「 -を求める」 「有力な-がない」 ③ 人づて。 「 -に聞 ...
    大辞林 第三版
  4. 1 昔からの言い伝え。また、その記録。「家々の伝」「伝左甚五郎作」2 個人の生涯を記録したもの。伝記。「古書にその伝が見える」「トルストイ伝」3 経書などの注釈。「春秋公羊伝」「古事記伝」4 やりかた。方法。「その伝でやろう」5 律令制で、 ...
    デジタル大辞泉
  5. 1 離れている人に音信などを伝える方法・手段。また、仲立ち。「連絡する伝がない」2 自分の希望を達するための手がかり。縁故。てづる。「伝を頼って就職する」3 人の話。人づて。「―に聞く、虎狼の国衰へて、諸侯蜂のごとく起こりし時」〈平家・九〉 ...
    デジタル大辞泉
  6. 〘名〙 (動詞「つつ(伝)」の連用形の名詞化)① 人の話。ひとづて。うわさ。※観智院本三宝絵(984)下「つてにきく、此山に金ありと」② 仲立ち。とりなし。媒介。てびき。※源氏(1001‐14頃)乙女「いまもさるべき風のつてにもほのめき聞こ ...
    精選版 日本国語大辞典
  7. 〘他タ下二〙 伝える。※万葉(8C後)五・八九四「神代より 云ひ伝(つて)来(く)らく そらみつ 大和の国は」
    精選版 日本国語大辞典
  8. 〘語素〙 (動詞「つたう(伝)」の連用形から) 地形・建造物などを示す名詞について、それを伝わって行くことを表わす。「峰づたい」「線路づたい」など。※美しい村(1933‐34)〈堀辰雄〉夏「再び渓流づたひにその山径を下りてきた」
    精選版 日本国語大辞典
  9. [1] 〘自ワ五(ハ四)〙 (動詞「つつ(伝)」と同語源) ある物から離れないようにして、その物に沿って移動する。(イ) 点在するものに従って次々と移動する。つたわる。※万葉(8C後)一〇・一八二六「春されば妻を求むと鶯の木末(こぬれ)を伝 ...
    精選版 日本国語大辞典
  10. 〘名〙 (動詞「つたえる(伝)」の連用形の名詞化) 伝えること。また、その伝える内容や伝える人。① ことづて。伝言。たより。音信。※万葉(8C後)一〇・二〇〇八「ぬば玉の夜霧に隠り遠くとも妹が伝(つたへ)は早く告げこそ」※浮世草子・好色五人 ...
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