ブルー・オーシャン戦略(ぶるーおーしゃんせんりゃく)-ビジネス-2005年10月17日
| フランスの欧州経営大学院教授のW・チャン・キムとレネ・モボルニュによる共著のタイトル。ランダムハウス講談社発行。彼らは、企業が生き残るために血みどろの争いを繰り広げる既存の市場を「レッド・オーシャン」、競争者のいない新たな市場でまだ生まれていない未知の市場空間を「ブルー・オーシャン」と名づけている。企業が「新規事業」を開拓するといっても、その会社にとって新しいだけで、顧客にとっては既存事業にすぎないことが多い。それでは「レッド・オーシャン」に飛び込むことになり、競争は激しくなる。そうした競争を避けるには、だれも目をつけていない、競争のない市場「ブルー・オーシャン」をみつけることである。同書では100年以上持続されてきた約30の産業分野で150件余りの戦略的移動を研究し、既存の製品やサービスになんらかの要素を付け加えたり、取り除いたり、増減させる「四つのアクション」を提言している。その四つとは「市場の境界線を引き直す」「細かい数字は忘れて、森を見る」「新たな需要を引き起こす」「正しい順序で戦略を考える」である。その一例として、1000円理髪業の「QBハウス」による感性志向から機能志向への転換を徹底した成功例があげられている。 |
