帰宅困難者 (キタクコンナンシャ)
-社会 -2004年9月17日 |
|
|
| 大地震の発生によって交通機関の運行がストップした場合、郊外の自宅まで徒歩で帰ることが困難な人をさす。東京都防災会議が1997年に公表した調査報告書によると、「冬の平日午後6時に、東京都23区の直下で大地震が発生した」場合、約370万人が翌朝までに帰宅できなくなると想定されている。大企業の本社ビルが集まっている東京都千代田区は、2004年1月に区内の明治大学と「大規模災害時における協力体制に関する基本協定」を結んだ。地震発生時には、大学構内を災害情報や食料、水の提供場所とするほか、物資配給などの役目を担う学生ボランティアの派遣も要請でき、教室などを帰宅困難者収容の施設にする。ボランティアの養成も協定の柱の一つで、明治大学は04年秋には学生向けのボランティア養成講座を開く予定。経費の70%を千代田区が負担することにより、受講料を通常の10分の1程度に抑えている。同区は区内の他の10大学にも同様の協定締結を打診中。自治体と大学の同様の協定は阪神大震災を契機に96年以降増え、04年7月までに都内の約10自治体が20を超える大学との間に協定を結んだ。 |
|
 |



|