の
[格助]名詞、形容詞、形容動詞の語幹、副詞、副助詞、接続助詞「て」「ながら」などに付く。1 連体修飾格として諸種の関係を表す。 所有。…の持つ。…のものである。「会社―寮」
所属。…に属する。…のうちの。「財務省―事務次官」
所在。…にある。…にいる。「大阪―友人」
行為の場所。…における。…での。「異国―生活にも慣れた」
時。…における。「一〇月―中旬」
作者・行為者。…の作った。…のした。「校長―話」
関係・資格。…にあたる。…としての。「友達―田中君」
性質・状態。…のようすの。…の状態である。「瀕死(ひんし)―重傷」「縦じま―シャツ」
材料。…で作った。…を使っての。「木造―家」
名称・人名。…という名の。…という。「富士―山」「三河―国」 数量・順序。…番目の。「多く―船」
対象。…に対する。「反乱軍―鎮圧に成功する」
目標。…のための。「お祝い―プレゼント」
比喩。…のような。「花―都」
2 動作・作用・状態の主格を表す。「交通―発達した地方」「花―咲くころ」「まゆ毛―濃い人」
3 (「ようだ」「からに」「ごとし」「まにまに」などの上に付き)その内容を表す。「綿―ような雲」
4 同格を表す。…であって。「ジュース―冷えたのが欲しい」
5 連用修飾格を表す。 比喩を表す。…のように。
(多くは「さまの」の形でサ変動詞に連なり)動作の対象を表す。…を。
(下に「ともに」「むた」などを伴って)その内容を表す。…と。
◆古語で12が人を表す語に付く場合、その人に対する敬意を含んでいることが多い。また、2は1の用法から転じたといわれ、現代語では、「枝の折れた木」「老朽化の激しい校舎」のように、「何のどうする(どんな)何」という形で用いられる。 [終助]活用語の連体形に付く。1 (下降調のイントネーションを伴って)断定の言い方を和らげる意を表す。多く、女性が使用する。「伺いたいことがある―」「あいにく母は留守です―」 2 (上昇調のイントネーションを伴って)質問または疑問の意を表す。「君は行かない―」「そんなに悲しい―」「なぜな―」 3 強く決めつけて命令する意を表す。「余計なことを言わない―」「遊んでばかりいないで勉強する―」 4 念を押すような気持ちで、詠嘆・感動の意を表す。「仲がよいことだ―」
◆終助詞の「の」は、近世後期以降用いられ、現代語ではうちとけた対話に用いられることが多い。ただし、感動の意の4だけは中世後期にはすでに用いられ、現代語では古風な表現に用いられる。 [間助]文節の切れ目に付く。語勢を添える意を表す。ね。
[並助]1 並列・列挙を表す。…だの…だの。「やかましい―うるさい―と文句ばかり言う」「行く―行かない―とごねる」
2 (「の…ないの」の形で用い、「の」「ないの」のそれぞれ前に同じ形容詞をともなって)程度がはなはだしい意を表す。「寒い―寒くない―ってふるえあがったよ」「痛い―痛くない―って涙が出てきたよ」 [準体助]1 (体言に付いて)下の名詞を表現せず、「のもの」「のこと」の意を表す。「この本、君―だろう」「自分―には記名しておく」
2 (活用語に付いて)その語を名詞と同じ資格にすることを表す。「読む―が速い」「彼を行かせる―はまずい」「こんな―が欲しい」→のだ →のだろう →のです
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[格助]名詞、形容詞、形容動詞の語幹、副詞、副助詞、接続助詞「て」「ながら」などに付く。
所有。…の持つ。…のものである。「会社―寮」
所属。…に属する。…のうちの。「財務省―事務次官」
所在。…にある。…にいる。「大阪―友人」
行為の場所。…における。…での。「異国―生活にも慣れた」
時。…における。「一〇月―中旬」
作者・行為者。…の作った。…のした。「校長―話」
関係・資格。…にあたる。…としての。「友達―田中君」
性質・状態。…のようすの。…の状態である。「瀕死(ひんし)―重傷」「縦じま―シャツ」
材料。…で作った。…を使っての。「木造―家」
名称・人名。…という名の。…という。「富士―山」「三河―国」
数量・順序。…番目の。「多く―船」
対象。…に対する。「反乱軍―鎮圧に成功する」
目標。…のための。「お祝い―プレゼント」
比喩。…のような。「花―都」
[終助]活用語の連体形に付く。
[間助]文節の切れ目に付く。語勢を添える意を表す。ね。
[並助]
[準体助]