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ながら 【乍ら】

(接助)
[1]動詞および動詞型活用の助動詞の連用形に付いて、その動作・作用と下にくる語の動作・作用とが並行して行われることを表す。

楽しく語り合い―、並木道を歩いて行った

ラジオを聞き―、仕事をする

辛うじて待ちつけて、喜び―加持せさするに〔出典: 枕草子 28〕
[2]体言・動詞、および動詞型活用の助動詞の連用形、形容詞の連体形(古くは形容詞語幹)などに付いて、上の事柄と下の事柄とが矛盾する関係にある意を表す。…にもかかわらず。…ではあるが。…ているのに。

悪口を言われ―、少しも怒らない

若い―気がきいている

身は賤し―、母なむ宮なりける〔出典: 伊勢 84〕
[3]体言・副詞、動詞の連用形などに付いて、ある状態のままである意を表す。…のまま。…のとおり。

立ち―握り飯をほおばる

いつも―の事だ

旅の御姿―おはしたり〔出典: 竹取〕

かく―ともかくもならむを御覧じはてむと思し召すに〔出典: 源氏(桐壺)〕
[4]体言・副詞などに付いて、「全部」「すっかり」「それごと」などの意を表す。

リンゴを皮―かじって食べる

(ゆる)されもないに、三人―島を出でたりなど聞こえば〔出典: 平家 3〕
〔補説〕 (1)語源は、上代の連体格助詞「な」に体言「から」の付いたものといわれる。(2)体言や副詞に付くものは、これを副助詞、また、接尾語とする説がある
[ 大辞林 提供:三省堂 ]
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