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(助動)
(だろ・だつ(で)・だ・(な)・なら・○)
〔補説〕 「にてあり」から出た「である」が「であ」を経て「だ」となったもの。中世末に東国方言として用いられるようになったという
名詞・副詞、ある種の助詞、および体言に準ずるものに接続する。また「だ」の未然形「だろ(う)」と仮定形「なら」とは、動詞・形容詞、助動詞「れる・られる」「せる・させる」「ない」「ぬ」「たい」「た」などの終止・連体形にも付く。さらに、仮定形「なら」だけは助動詞「ます」の終止形にも付く。
[1]断定または指定の意を表す。判断したり強く断定したりする。

彼は学生

一足す二は三
[2]事柄を提示するのに用いる。

それは去年の暮れのこと

話はずっとさかのぼった昔の事が、…
[3](「活用語+のだ(んだ)」の形で)
(ア)原因・理由・根拠などの説明をする。

校内暴力は、教師と生徒との不信から起こるの
(イ)決意を表す。

絶対ぼくはやめないん
(ウ)相手の行動を指図することを表す。

さあ、早く歩くん
[4](終止形を用いて)強く感情をこめた文をつくる。

さあ、勉強

、酒。じゃんじゃん飲もう
[5](「お+動詞の連用形+だ」の形で)軽い尊敬の意を表す。

よく聞いておくれ

口ではそうお言いけれど、内心ではどう思っているか
[6]終止形は間投助詞的にも用いられる。この場合、助詞「な」「ね」を伴って用いることもある。

われわれは、もっと慎重に、行動すべきなのだ

この問題はな(=ね)、こういうように解くんだ
〔補説〕 (1)連体形「な」は一部の形式名詞や「の(ん)」「ので(んで)」「のに」などに連なる時だけに用いられる。「これは悪い事〈な〉のだ」(2)仮定形「なら」は、接続助詞「ば」を伴わないでそれだけで用いられることがある。(ア) 文の題目を取り上げる。「山〈なら〉富士の山」「見るだけ〈なら〉かまわない」(イ) 仮定の条件を表す。「月曜が休日で連休〈なら〉、泊まりがけで旅行ができる」「君が行く〈なら〉僕も行く」
[ 大辞林 提供:三省堂 ]
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