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だに

[副助]名詞、活用語の連体形・連用形、副詞、助詞に付く。

仮定・意志・願望・命令などの表現を下に伴って、取り上げた事柄が最小限であることを強く示す。せめて…だけでも。

「ここに心にもあらでかくまかるに、昇らむを―見送り給へ」〈竹取

軽い事柄をあげて他のより重い事柄のあることを類推させる意を表す。…さえも。…でさえ。…だって。

「消息(せうそこ)を―言ふべくもあらぬ女のあたり(=身辺)を思ひける」〈伊勢・七三〉

上代では1が主で、2は「すら」の領域であったが、平安時代には多く打消しの表現と呼応する形で「すら」の領域をも兼ねるようになった。また、平安時代の末ごろからは添加の意の「さへ」に近い用法も現れ、室町時代には2の用法は「さへ」が代用するようになった。
[ 大辞泉 提供:JapanKnowledge ]

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