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らしい

(助動)
(○・らしく(らしかつ)・らしい・らしい・○・○)
〔補説〕 近世文語において用いられた推量の助動詞「らし」の口語形から
推量の助動詞。名詞や形容動詞の語幹、および動詞・形容詞の終止形に付く。また、助動詞「れる・られる」「せる・させる」「ない」「たい」「ぬ」「た」などにも付く。さらに、一部の副詞や一部の助詞にも付く。
[1]なんらかの根拠や理由のある推量を表す。…と推定される。

この空模様では雪にでもなるらしい

この明るさからすると、日没までにはまだ間があるらしい

この本は山田君のらしい
[2]判断の結果を断定せず、婉曲に表現する。…であるようだ。…だと思われる。

むこうから来るのは親父らしい

彼の家は駅から歩いてすぐらしい

講演会は二時かららしい
[3]…にふさわしい様子である、…によく似た状態である、などの意を表す。

やっと祝賀会らしいふんいきになってきた

どうやら外国に来たらしい気分になれた
〔補説〕 助動詞の「らしい」と形の同じものに接尾語の「らしい」がある。両者は、いちおう意味の上で区別することができる。(ア) 「あれは隣の子供〈らしい〉」「あの人が問題の男〈らしい〉」(以上、助動詞の「らしい」)。(イ) 「あれはいつまでも子供〈らしい〉」「彼はほんとうに男〈らしい〉」(以上、接尾語の「らしい」)。しかし、実際には、区分の分明でない場合も時には見られる
らし(助動)
らしい(接尾)
[ 大辞林 提供:三省堂 ]

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