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しも

(連語)
〔補説〕 副助詞「し」に係助詞「も」の付いたもの
体言、活用語の連用形・連体形、副詞・助詞など、種々の語に接続する。
[1]特に取り上げて強調する意を表す。

夜や暗き道やまどへるほととぎすわが宿を―過ぎがてに鳴く〔出典: 古今(夏)〕

春の海に秋の木の葉―散れるやうにぞありける〔出典: 土左〕
[2](下に打ち消しの語を伴って)部分否定の意を表す。

時に范蠡(はんれい)無きに―あらず

幾世―あらじ我が身をなぞもかくあまの刈る藻に思ひ乱るる〔出典: 古今(雑下)〕
[3](「時しもあれ」「折しもあれ」などの形で)「(他に)時もあろうに」「折も折」など、強調表現として用いる。

時―あれ秋やは人のわかるべきあるを見るだに恋しきものを〔出典: 古今(哀傷)〕

折―あれいかに契りて雁金の花の盛にかへりそめけむ〔出典: 後拾遺(春上)〕
[ 大辞林 提供:三省堂 ]
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